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耳管開放症は100%完治じゃないけど僕が行なった治し方

ちょうど今から一年前。
肺炎になって(重症では無いです)、それから副鼻腔炎っぽくなってからの、急な中耳炎の発症が起きてしまい、かなり苦しんだ時期でした。
それに加えて「耳管開放症」と言う不快感極まりない症状も出てしまい、心底落ち込んでた時期でもありました。

整体院に来られた方にも、咳は出るわ、鼻は詰まってるし、耳が痛くてって状態だったのでかなり心配をおかけしました。ブログでも日々の進行具合を書いてましたが、なかなか良くならずにイヤになってしまい、ブログに綴るのをやめてしまいました。

でも今は、耳管開放症の症状はかなり治り、完治が100だとしたら、今は90程にまで改善しました。僕の場合は、左耳の耳管開放症だったのですが、両方とも耳管が開いてしまう方もいらっしゃるようです。片耳だけでもつらいのに、両方の症状の辛さは想像するだけでとてつもないツラさだと思います。あの不快感はなったひとじゃ無いと絶対に分からない…。

この1年間でやってきた事をここで書いていこうと思います。
しかし、耳管開放症の方全員がこれで治るわけではないと思いますが、あくまで僕の改善したケースになります。でも少しでも参考になれば嬉しいし、同じように改善する方がいらっしゃったら嬉しいです。

 

耳管開放症を治した方法

耳管開放症ってあまり聞き慣れない症状です。どんな症状かを説明すると、耳と鼻をつないでる管があってそれを耳管と言います。普段はその管、開く事はたまにありますが、だいたい閉じている状態が正常です。しかし開放症はこれが開きっぱなしになる時間が長くなったり、急に大きく開いてしばらくしたら閉じると言うのもあります。

耳管が開くと、まず鼻や口で「呼吸する音」が全部耳にダイレクトに聞こえます。耳管が開いているので、外の空気を伝って聞こえる訳ではなく、中で直接聴こえます。なので常に「ゴー」や「スーハー」がデカい音で聴こえます。
そして不快感マックスなのが、自分の声が口の中から耳にダイレクトに飛ぶのです。デカい声を出せません。ものすごく声が響くので喋りたくなくなります。耳管開放症で引きこもりが起きてしまうのもよーく分かります。

口の中に音の出ているイヤホンを突っ込むと、口の中から音楽が聴こえてきます。口を大きく開くと口が耳の役割のように音をいっぱい拾って耳に届けてくれます。ものすごい音なんです、これが。

不快感極まりないのですが、仰向けに寝ると耳管が閉じるので楽になります。しかし、立ち上がると再び耳管が開放されるのです。
あの歌手の中島美嘉もこの症状(しかも両耳)になり、歌手活動をやめていた時期がありました。どうやって治したのかは謎です。

簡単に、と言いつつ、耳管開放症の症状はどんどん書いてしまうので長くなってしまいました。ここから治した方法を書いていきます。
しかし、はじめにも書きましたが、ここに書くのはあくまでも僕の改善したケースなので、それをご了承くださって読んでくださいませ。

 

⒈上咽頭の消炎・洗浄

僕はいろいろ耳管開放症を調べて「上咽頭の炎症」がこの耳管に悪影響を及ぼす事を本で学びました。その本は【謎の「耳づまり病」を自分で治す本】です。

この本に書かれているのは、実際にこの本を書かれた著者の医師も耳管開放症になっていたので、そのツラさがよく理解できるところは共感ができていました。

そして、耳管開放症を改善に導いている治療を行っています。
その治療は、まず上咽頭の炎症を取ることとされています。
慢性的な上咽頭の炎症は、耳管開放症と密接な関係にあるようです。耳管開放症について調べられてる方はご存知かも知れませんが、ETA:イート(上咽頭擦過治療:じょういんとうさっかちりょう)と呼ばれる治療法があって、Bスポット治療とも呼ばれているものです。

のどちんこの奥のさらに上部が上咽頭と呼ばれるところで、口の中を目で見ても見えないところです。ここを塩化亜鉛のついた綿棒でこすります。炎症を抑える治療法です。

上咽頭は、免疫器官になっていて、風邪を引くとここが急性的に炎症を起こします。さらに慢性的に炎症があると体調に様々な影響をもたらします。

その影響は、
肩こりや首こり、頭痛が起こります。
自律神経が乱れ、不安やイライラ、めまい、耳鳴り、倦怠感、胃腸障害など多くの症状が出てきます。
サイトカインと呼ばれる炎症物質が全身をまわり、腎臓、関節、皮膚に炎症が引き起こされます。

耳管開放症は、この中でも自律神経の乱れが生じているとのことです。

耳管開放症の患者さんのほとんどにこの上咽頭の炎症が生じているそうです。実際に僕も耳鼻科でカメラを突っ込んで、映像や画像で確認させてもらいましたが「中程度の炎症」がありました。

その耳鼻科の先生に炎症がひどい人の画像も見せてもらいましたが、もうボッコボコに腫れ上がってて、これはツラそうだなと思いました。

上咽頭の慢性炎症は、筋肉の機能低下ももたらします。耳管開放症の人は、自分の声が大きく響いて大きな声を出せませんが、さらに声帯の筋肉も弱ってしまい、声がさらに小さくなるそうです。
こういう変化も起きてしまうのです、慢性上咽頭炎は。

ですので、僕はこの上咽頭のETA療法を行ないました。

まず2ヶ月間は2週間に3回ぐらいのペースで行ない、それからは1週間に1回のペースでETAを行なっていきました。

同時に鼻うがいもできるだけ毎日行ないました。鼻うがいも上咽頭炎の洗浄には効果的だと書かれていました。

鼻うがいの効果は、この耳管開放症以外でも、副鼻腔炎などにも良いとされているし、ずっと継続して行えば、花粉症の症状も軽減するし、鼻うがいをするとすごく頭もスッキリするので、やっていた時期はあったのですが、症状がない時はサボりがちだったので、できるだけ毎日継続して行ないました。

副鼻腔炎がある時に鼻うがいをすると、鼻の奥に溜まっていた膿みも一気に流れ出るのですごく気持ちが良かったです。蓄膿の方にもぜひやってもらいたいです。ほんとスッキリします。

副鼻腔炎がまず解消されましたが、それでも頑張って鼻うがいを継続して行なっています。現在でも行なっています。整体院に来てくださる方で、鼻の調子が悪い方に鼻うがいをおすすめしたら、劇的に症状が良くなってもう鼻うがいをやめられないとおっしゃっていました。

僕の場合、鼻うがいは一回につき、1リットルの生理食塩水で行ないます。片方の鼻で500mlですね。一回で2リットル行なう方法も良いようです。多いと思われますが、痛くないし、本当にスッキリします。終わった後はしっかりと鼻の奥に入り込んだ水を出さないと、下を向いた時にドバッと出てきちゃいます。

このように上咽頭の消炎と洗浄を行ない、4ヶ月過ぎた頃には、耳管開放症の症状はかなり改善してきました。あくびとか口を大きく開いた時などは、耳管が開いたりしていましたが、それ以外はほとんど閉じてきたので、かなり楽になったのを覚えています。

EAT療法は、ネットなどで調べるとその治療を行なっている耳鼻科は限定されています。ですので、近くにそんな耳鼻科がないと思われると思いますが、意外と情報が少なくて、耳鼻科に直接聞くとやっているところはあります。ホームページなどに情報がなくても、昔から行われている治療法なので、やっている場合がありますので、諦めないで探して欲しいと思います。

最近ではこの上咽頭の炎症は注目されてきたので、取り入れている耳鼻科も増えてきているのじゃないかなと思います。





 

⒉漢方

耳管開放症で処方される有名な漢方薬は「加味帰脾湯(カミキヒトウ)」です。なんとすぐ近くにある金沢市立病院にいた先生がこの加味帰脾湯が耳管開放症に有効なのを見つけたのは有名な話。この加味帰脾湯で改善された方もいるようですが、効果がなかったという声も良く聞きました。

僕も最初はこの加味帰脾湯を服用しました。効果のほどはあまり体感が感じられなかったのが本音です。

ここで紹介した本によると「桂枝茯苓丸(ケイシブクリョウガン)」という漢方薬も耳管開放症に効果的だと書いてありました。桂枝茯苓丸は身体の冷え、東洋医学で言う「瘀血(おけつ)」の状態に改善効果をもたらしてくれる漢方とのことでした。この桂枝茯苓丸と先ほどの加味帰脾湯と併用して服用すると改善したケースもあったそうなので、僕も耳鼻科の先生にお願いして、この2つを併用して飲みました。

この漢方だけで効果があったかどうかは正直分かりませんし、漢方の効き目は体感しにくいのでなんとも言い難いのが本音ではあります。でも今は改善しているので、結果良かったと思っています。

 

⒊鍼灸治療

耳管開放がひどい時には、鍼灸治療も行ないました。自分で腕や足にお灸をしたり、実際に鍼灸治療を受けました。YouTubeではここに鍼を打てば一発で治る!みたいな動画もありましたが、そこにも鍼を打ってもらいましたが、一発ではなかったですね。笑

僕の周りのいろいろな鍼灸師の方に聞いて、耳管開放症の治療をした方はゼロでした。やっぱり珍しい症状なんだなと思いました。
実際に僕が行った鍼灸師さんも「その治療はしたことがない」と言われていましたが、いろいろと耳管開放症について調べてくれ、鍼灸からのアプローチ方法を試してくれました。これはありがたかったですね、その治療した事ないからできないと言われるかな?と思いましたが、鍼灸師の方も勉強になったと感謝されてしまいました。でもありがたかったですね。

鍼灸治療は、受けた後は少し楽にはなっていましたが、しばらくするとまた症状が出てしまう結果でした。でも決して悪くはなく、効果は実感できました。自律神経やちょっと複雑な要素を含んでいるこの耳管開放症は、そんなすぐには解決できないというところがあると思います。でも自分に合う治療法、なんか良いと感じる方法は積極的に取り入れていくべきかなと思いました。

鍼も筋肉の機能を高めてくれます。ツボにも作用してすぐには効果を感じなくても、じわじわ効いてくる治療でもあります。

 

⒋サプリメント

これこそあまり良くなったという体感ははっきりと感じられませんでしたが、いろいろ調べて、効果のありそうなサプリは試して見ました。

そのサプリメントは、MSMコラーゲンです。これを併用して飲みました。実際にこれを飲んで楽になった人がいるのだから試してみたくなります。このMSMとコラーゲンがどのように耳管開放症に効果があるのか、なんのエビデンスもありません。たぶん。
でもコラーゲンに関してですが、僕はダイエットすると顔が異常に痩せてしまいます。お腹にお肉がまだあるのに、顔がすごく痩せてしまって病人に見られてしまうほど顔が痩せてしまいます。全然元気ですが。

ちょうど免許更新で、新しい自分の顔写真の免許証を見て、痩せ細った顔を見て自分でも体調悪そうに見えるなと思えるほどです。

これだけ顔が細くなるのだから、耳管周りの脂肪もかなり減ってるんじゃないかな?と考えました。完全に僕の憶測だけですが。簡単に考えて、コラーゲンで耳管まわりの何かが分厚くなれば、耳管も閉じやすいんじゃないかと考えました。で、プラセボ効果でもあればイイなと思いながらコラーゲンを飲んでました。

結果は、実際に上記の治療も同時にやっていたので分かりませんが、耳管開放症は改善されています。良かったのかははっきりとは分からないのです。でも試してみてもイイかも知れません。

 

最後に

耳管開放症で検索しても、病院のサイトばかりが上位表示されて、こうやって個人が書いているブログにたどり着くのが困難になっていると思います。

病院のサイトではありきたりな事しか記載がないし、そういう事が知りたいんじゃないとか思って、調べることに大きな時間を割いてました。

とってもツライ耳管開放症が治った、改善した人のブログって酷かった当時は、ほぼ無かった記憶です。あっても詳細には記してくれてない。または闘病中で奮闘している方もたくさんいらっしゃるなという印象です。

最初から何度も書いてますが、あくまでも僕の個人的に改善した例であって、これが万全ではないかも知れません。

しかし、上咽頭の炎症が耳管開放症に導いている事は勉強になりましたし、整体院に来られる方や、このサイトを訪れる方には困っていたら教えてあげたいです。僕はこうやって良くなりました、と。

最初中耳炎で診てくれていた耳鼻科では、耳管開放症の事はきっと良く分からない雰囲気でした。なかなか改善しなかった中耳炎を治すために、今度は耳管を開く処置をします。と言われた時に、耳鼻科を変えました。EAT療法を行なっている耳鼻科に。

そこでの先生の診察で「耳管開放症に至っているのはこの上咽頭の炎症がルーツでしょう」と言われました。もうその言葉だけでも少し安心するんですよね。何が悪さを起こしているのかが分かるだけで安心してしまうんです。

整体院でもそうです。肩の痛みは実は肩が原因ではなく、ここにあるんです。とお伝えすると、フッと筋肉が緩んできちゃう事って結構あるんです。
精神的な影響ってほんと大きいですね。

EAT療法は、炎症がひどいと激痛のようです。中等度の炎症の僕でも擦過するとその日はずっとしみて痛いんです。つらい症状でやめちゃう方もいるようです。でも鼻うがいだとしみません。鼻うがいは中耳炎に気を付けるだけですごく効果のあるものだと実感しています。上咽頭の消炎のためにもなるし、免疫を高めることにもなるし、頭もスッキリするしおすすめです。そういえば後鼻漏も良くなりました。怖いのは最初だけです。

症状がある方はもちろんですが、何も困っていない方も、上咽頭の炎症がいろいろと悪さを引き起こしてしまうということを、頭の片隅で覚えておくとイイと思います。少しでも参考になれば嬉しく思います。

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あかり整体院

「筋肉」の大切さを考え、効果の高いスポーツ整体でカラダメンテナンスを提供します。身体の事でわからないことがあれば、お気軽にお声がけください。

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