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なぜ寒い時は筋肉が固くなるのか。冬に凝りやすくなる原因とは。

寒いとなぜ筋肉が固まる?

人間のカラダは
エネルギーを使って「熱」をつくり出すシステムを持っています。

そのシステムが働くおかげで
体温の保持もできているわけです。

カラダがつくり出す「熱」は
その大半が筋肉がつくり出していることをご存知ですか?

6割から7割は筋肉が熱を生みだし
残りの3割〜4割の熱産生は
肝臓や腎臓などからつくり出されています。

その筋肉が熱をつくり出すシステムは
筋肉が収縮する時なのです。

筋肉が収縮する時に熱を発生することを収縮熱といいます。

カラダを使って運動して
筋肉の収縮をたえず繰り返しているので
カラダが熱くなってくるのはこのためです。

だから外が寒いときなどの冬には
カラダが縮こまるようになっているのです。

筋肉をぎゅーっと縮こませて
熱を発生させて
体温を維持させようとするのです。

カラダにとって熱というのは
すごく大事なモノなのです。

カラダが冷えていては
いろいろな機能が働かなくなるので
筋肉を縮めて熱を作ろうとするのです。

免疫力を上げたい、強くしたい時にも
体温は上げた方がいいのです。

風邪になってしまい
免疫を上げようとして
カラダはたくさんある筋肉を収縮させて
体温を上げようとさせます。

筋肉が収縮すると
もともと固く拘縮を起こしてる筋肉も
さらに硬直してしまいますので

風邪をひいて
節々が痛くなるということにもつながりやすいと考えます。

寒くなるということは
熱の発生をつくり出して
体温の維持などを行なうために
筋肉が固くなってしまうということになるのです。

寒い冬になると
肩こりがヒドくなったり
腰痛が起きやすくなるという
筋肉の凝りが悪さをする時期というものは

そういった熱をつくり出すシステムが
カラダには備わっているからなのです。

カラダメンテナンスのためには
筋肉にはそういうシステムもあるということを
知っておく事も大切です。
プロスポーツ選手の行なっているウォーミングアップは
カラダを温めるのと同時に
カラダの筋バランスを整えるのにも非常に参考になります。

※クルム伊達選手のウォーミングアップ動画

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あかり整体院 [カラダメンテ]

「筋肉」の大切さを考え、効果の高いスポーツ整体でカラダメンテナンスを提供します。身体の事でわからないことがあれば、お気軽にお声がけください。

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