肩・ヒザ・股関節の関節の動きを良くする方法とは

肩関節は人間の関節の中で
イチバン自由度が高い関節です。
だから動きが大きくとれる分、
「脱臼」も多い関節になっています。
ヒザは肩と違って
基本的に「曲げる」か「伸ばす」ことに限られています。
股関節はヒザとはまた違う動きをすることができて
肩関節に近く、いろいろな動きができる関節です。
でもこれらは
日常の生活でも大事な関節ですが
動きを良くすることで
スポーツパフォーマンスが大きく変わるのです。
関節は筋肉によって動かされている。

By: 世書 名付
肩やヒザ、股関節などの
関節の動きを良くするためには
その関節を支配してる(動かしてる)筋肉の
硬直をまずは取ってあげなくてはいけません。
これはすごく重要です。
関節の動きが悪い時は、
必然的にその周辺および支配してる筋肉は固くなります。
そうなると
当然関節には負担がかかってしまうのです。
「関節を動かしている筋肉」の働きが悪くなるので
その関節の動きはスムーズにいきませんし
ケガをする確率が格段にあがってしまいます。
筋肉が硬くなる
↓
関節の動くが悪くなる
↓
関節に痛みが出る
↓
さらに周辺の筋肉が硬くなる
という、悪循環となってしまうのです。
ではどうしたらいいのか?
その固くなった筋肉を緩めて
関節に他動的に動きをつけてあげることが大事になってきます。
筋肉を柔らかくする方法は
他の記事でもたくさん書いています。
そして
他動的(自分で動かすのではなく他人が動かしたりする事)に
関節を動かしてあげることを「関節モビリゼーション」といいます。
自分ではできない動きを
他動的に行なうことで
じつは関節自体の可動域が広まります。
可動域が広まると
今まで動かされていなかった筋肉が働き出す事になります。
関節に動きをつけてあげる事で
忘れていた運動を思い出させます。
「筋肉を緩める」
そして
「関節に動きをつけて刺激する」
このことで関節の動きが大きく変化します。
筋肉が関節の動きを左右させる。

By: Pascal
筋肉の中には
硬くなっているだけで
働いていない部分の筋肉ってけっこうあるのです。
その筋肉に刺激を与えて
動きを取り戻していくことで
眠りから覚めるといった感じでしょうか。
結局は
関節に負担をかけているの場合も筋肉なのです。
関節を動かしている筋肉はどこか?
と考えて
その筋肉がどこなのかが分かれば
自分でできるメンテナンスやケアは本当にやり易くなります。
関節がイタいとき、
関節の動きが良くないときは
関節部分だけの問題ではないのです。
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