マッサージの効果がスゴい!アメリカで医学的根拠が発表された!
日本にはマッサージは按摩(あんま)として扱われていますが
ここではマッサージを広く定義して
「手技療法のひとつ」として記事を書いていきます。
マッサージ = 手技療法(筋肉をゆるめる方法)
として読んでくださいませ。
マッサージの効果がアメリカで解明される
アメリカから報告されている
筋肉をほぐすの効果として
(一般的にわかりやすく言うとマッサージの効果)
最近の研究結果では
下記のような効果があると報告されています。
・乳がんの女性の免疫力を高める
・ぜんそく持ちの子どもは症状が緩和される
・手根管症候群の痛みを軽減する
その他、
未熟児の赤ちゃんに
マッサージをすることで体重が増加する
など、
マッサージの医学的な効果が明らかになったということです。
これまでは
医学的根拠はあまりはっきりとしていなかったのです、
マッサージの効果ってのは。
この研究結果を踏まえて
アメリカ内科学会(ACP)と
アメリカ疼痛学会(APS)は
2007年度に発表したガイドラインでは、
腰痛治療のひとつとしてマッサージを推奨
しているそうです。
ある研究で明らかになったのは、
マッサージ後の身体の変化です。
マッサージには
デトックス効果と
血行を改善する効果
ということは知られていますが、
いままで
しっかりとした医学的な裏付けがあったわけではありません。
ある研究によると、
45分間のマッサージが
ストレスホルモンのひとつである「コルチゾール」、
炎症やアレルギー反応に関連する「サイトカイン・プロテイン」を減少させ、
免疫力を高める白血球の量を増やすことがわかりました。
また
マッサージは骨関節炎の治療法としても推奨されています。
米医師会の内科専門誌「Archives of Internal Medicine」で
2006年に発表された研究によると、
スウェディッシュ・マッサージを
(欧米でオイルを使用したスウェーデン式のマッサージ)
受けた患者は、
「膝の骨関節炎の症状」が
かなり改善されたと報告しています。
まあ、それは分かっていたこと
やり方もいろいろだし
施術者によっても方法が違うし
アプローチがしっかりできるできないってのもあります。
基本的には
硬く硬直した筋肉をゆるめることで
得られる恩恵はかなりのものなのです。
医学的に解明するには
いろんなデータが必要になるのですが
こういったマッサージの効果は
以前から分かっていたことでもあるのです。
「何を今さら」
っていう感じも強いのですが…。笑
マッサージやストレッチを否定する人ってのも
結構たくさんいらっしゃるんですよね…。
ヒトそれぞれ考えがありますが
マッサージの効果を否定するってのは
非常にモッタイナイ話なのです。
関連記事:「良い揉み返し」と「悪い揉み返し」の見分け方。
基本的には
硬くなった筋肉をゆるめて
血行を良くする事はすごく大事なコトで
カラダにとって(特に筋肉)
大事な酸素と栄養を運び
老廃物を処理する為に血液は流れているのです。
血流を良くすることで
いろんな症状が改善されていくってのは
カンタンに想像することができます。
感覚的には
絶対良いに決まってるマッサージ。
科学的な根拠で裏付けできれば
この筋肉を緩める施術というのは
もっと受け入れられていくことでしょう。
あ。
あと、「マッサージ」ってカンタンに言うけど
ホントはマッサージ師さんしかつかっちゃいけない言葉なんです。
整体院は
「マッサージ」をするところではないってことも知っておいてください。
肩甲骨まわりの筋肉はとっても重要なポイントです。
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