指の関節の痛み
指の関節が痛くて動かせない…。
カックンカックン動いて
スムーズな指の動きができない…。
指のトラブルって意外に多いものです。
でも、指の関節の痛みというのは
その関節に原因があるワケではないのです。
指の痛みの本当の原因を知って
正しい対処を行なわなければいけません。
「指」のありがたみ。
普段、何気なく使っています。
『指』
この指は、
動かせて当たり前なのですが
指の痛みを感じて
動かしにくくなるようになると
普段ふつーに動かせている指の
「有り難み」
というのが初めてよくわかります。
指の痛みの原因
手の指を動かしているのは、指そのものではなく
「前腕の筋肉」なのです。
手の指の動きを支配しているほとんどが
肘〜手首までの前腕の筋肉なのです。
バネ指、
関節炎、
腱鞘炎や
指が伸ばせない
などの症状は
この前腕の筋肉が
異常に拘縮しているケースがほとんどなのです。
これらの筋肉が拘縮を起こすことで
その筋肉の末端(最終的には「腱」のこと)に
すごく負担がかかってしまうのです。
特に指を頻繁に使ったり
指を支配している前腕の筋肉の緊張が強くなると
指の関節に一気に負担が襲ってくるのです。
しかも
けっこうこの前腕の筋肉は
一度固まるとちょっとしつこい性質を持っています。
前腕の筋肉は
他の部位の筋肉に比べて
なかなか拘縮がゆるんでこない部分でもあるのです。
意識はしていないですが
それだけ普段、前腕はよく使う筋肉でもあります。
指は細かい動きをできる関節なので
その動きを作っている前腕の筋肉の活躍ぶりは
実はスゴいのです。
最近ではパソコンやスマホの影響で
この指にかかる負担というのが激増している傾向にあります。
指の関節の痛みをとるために
前腕の筋肉の拘縮は「しつこい」と先述しました。
だから思っている以上に
しっかりとしたケアが必要なのです。
この前腕の筋肉の「柔軟性」を戻さないと
ずっと指には負担がかかりっぱなし。
さらに
コノ硬くなっている筋肉の過緊張は
サボっている筋肉の存在があるからなのです。
このサボり筋をしっかり働かせることが重要です。
サボり筋をサボらせないようにすれば
頑張りすぎて固まった筋肉の負担が減って緩みます。
指が痛くなくても
負担がかかっている場面はきっと多いはずです。
指の関節の痛みは
痛い部分がめちゃくちゃ気になりますが
指からちょっと離れた
前腕の筋肉の影響が原因で
指の動きが変わってくるのです。
前腕の筋肉といっても
指それぞれに微妙に動かす筋肉は違っているので
親指、人差し指、中指など
それぞれの支配している筋肉の「ライン」があります。
そのラインに沿った筋肉の
拘縮をちゃんとゆるめなくてはいけません。
毎日、常に使っている指。
その痛みを早く良くするために
前腕の筋肉をメンテナンスしなければいけないのです。