「好ましい方向へ転ずる」

 好転反応という
 カラダの反応とは

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  2. 「好転反応」の解説。原因と対処法。

好転反応について

東洋医学では 瞑眩反応(めんげんはんのう)と呼びます。

英語では クレイジングアクション(Cleansing action)と言います。

これらには 「改善の予兆」 「浄化作用」 という意味があります。

どんな症状?

好転反応の症状として

ダルさ・眠い・倦怠感・発汗・尿や便の色と量の変化・吐き気 微熱・疼き・動悸・頭痛・本来の痛みと違う箇所の痛みの発生 もみ返しのような筋肉痛

好転反応とは、
まさに「好ましい方向へ転ずる」というカラダの反応です。
上記の症状が現れてきます。
しかしこれらは回復に向かうために必要な反応。
回復に向かうには、
何かしらの症状を排出しなければいけないと考えます。

整体施術後で多いのは、筋肉痛の痛みです。
続いて 、ダルさや眠気、他の部位が痛くなるなどの症状が出やすいです。

なぜ起こる?

このような症状が起こるのは

  • ・血液リンパの流れが一気に変化。
  • ・細胞が活性化。新しく生まれ変わる過程。
  • ・疲労物質や痛み物質が解毒中。デトックス中。
  • ・異常な身体のバランスから、正常なものへ。

といった原因でカラダの反応が現れます。

漢方では
「瞑眩なくして効果なし」

中国では
「瞑眩せざればその病癒えず」
と言われているほどです。

好転反応が出やすい人

個人差はありますが
以下のような方が好転反応が出やすいです。

  • ・長期間、症状を患っている方。(慢性症状)
  • ・施術をあまり受けた事が無い方
  • ・女性や筋力が少ない方
  • ・長い間薬を飲まれていた方、今も飲んでいる方

好転反応は、施術後はほぼ起こると考えます。

しかし、誰でもその反応を感じるのではなく
好転反応が出ていても
それを感じられていない方もいらっしゃいます。

また
回復力(自己治癒力)が低下していると感じやすくなると言われています。
施術を受ける際にはある程度の心得が必要となります。

 

好転反応が出たらどうする?

好転反応が出ても心配ご無用です。
安心してゆっくり休んでください。

「一過性のもの」と捉え、
安静にして自然に治まるのを待ちます。

それが通り過ぎれば、
スッとカラダが楽になっていきます。
1日〜長くても数日かかる場合があります。

お酒を飲むのは避けてください。
冷たすぎない程度の水分を多めに摂り、解毒を促してください。

痛み止めの薬は、
よっぽどの事がない限り、飲まないでください。

カラダが良い方向へ変わっていく事を
楽しめるぐらいに好転反応を感じられたら
「メンテアンス力」がアップです。

違う場所がツラくなったら、
次はその箇所が「良くしてくれ」と 訴えかけてきている証拠です。
ひとつ良くなると次に悪い場所が分かるようになります。

好転反応のまとめ

これらの好転反応の症状は
カラダが改善に向かっている証拠です。

好転反応の症状が出ても
焦らずに、慌てないでゆっくり休んでください。

カラダと向き合っている
有意義な「カラダメンテナンス時間」なのかもしれません。

根本的にカラダを良くする為に、
乗り越えなければならない事でもあります。

好転反応の症状がおさまると
カラダがスゴく軽く感じられるケースが多いのです。

好転反応が出ている時も
しっかりカラダのつぶやきを聞いてあげてください。