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腰痛の謎

悪魔のような腰痛の謎に迫る。

腰痛を知らない人は希少生物
今じゃ、国民的な不定愁訴、「腰痛」
誰もが経験する確率の高いイヤーな痛み。
もうほとんどの人が腰痛を経験していて
腰痛って何?っていう人はかなりの希少生物となってしまっています。
時には悪魔に攻撃されたかのような激しい痛み
立ち上がる事や動く事すらできなくなってしまいます。
悪魔の一撃、ザ・腰痛。たった二文字の恐怖。
まずはどうして腰に悪魔が忍び寄るのか。そんな疑問に迫ってみます。
腰痛の原因は骨格の基本設計にある
首にある頚椎もよく動きますが負担となっているのは5kg程度の頭だけ。
首と腰のあいだの胸椎の動きは少なく、肋骨によって補強されています。
重みにひたすら耐えながら、人一倍働き者の腰椎には直立不動のツケがきているのです。
背骨は筋肉によって保たれている
腰痛の多くはこの「筋肉」が痛みの震源を引き起こしているのです。
腰を支持する筋肉は主に、脊柱起立筋・腰方形筋・腸腰筋・臀筋など。
これらは腰周りの「支持性」と「可動性」の両方に深く関わる筋肉なのです。
腰痛 恐怖の悪循環
腰痛の時は筋肉も神経も興奮しているのです。
痛み自体がさらなる興奮を引き起こしてしまっています。
同じ姿勢を長時間続ける(パソコン作業・クルマの運転など)ことや
運動不足で筋力の低下、また血流量の低下で余計に腰の痛みが強くなっていきます。
病院で調べてもレントゲンやMRIでは異常が見つからないのは
こんな理由があるからなのです。
画像の診断ではこういった悪循環が見えてこないのです。
レントゲンやMRIでは筋肉の拘縮度合いももちろん見ることはできません。
腰痛を放っておくと骨格系に影響が出てくる
これらの「特異的腰痛」とは、腰痛患者の全体のわずか15%にすぎないそうです。
しかし腰痛の「原因」はこの特異的腰痛には当てはまらないのです。
病院で腰痛を診てもらって
「背骨の変形で腰痛が起きてます」
「骨の老化で腰痛になっています」
「この腰痛は変形した骨が神経を刺激しているからです」
と言われても、それは単なる「結果」と考えるべきなのです。
特異的腰痛は腰痛の原因ではなく結果なのである
多くの整形外科医は腰痛の原因を「神経の圧迫による障害」と見ています。
医学部では整形外科の授業で
「腰痛は神経領域に原因のある病気」
と教えているのだそうです。
だから腰痛の原因は「骨の変形や構造の異常」と思い込まれているのです。
レントゲンやMRIで異常が見られない場合は
「老化現象」とか「疲労」としか診断されなく
未だに湿布を渡されて、はい終わりというパターンがほとんどです。
実際にレントゲンで腰椎の骨の変形やヘルニアが確認されても
まったく痛みを感じないヒトも多くいるのが実態です。
ヘルニアの手術をしても痛みが消えないという人もたくさんいらっしゃるのです。
腰痛の本当の原因を取り除くことを考える
腰痛は誰もが経験すると行っても過言ではないもの…。
腰痛になって当たり前という考え方はどうしても払拭したいのです。

腰を痛めた時の憂鬱な気持ちは自分自身が一番よく感じます。
気持ちも萎えてしまいモチベーションが下がってやる気や集中力が出ない…。

ココで腰痛のほとんどの原因が筋肉だということも分かりました。
ならば、放っとく訳にはいかないのです。
しっかりメンテナンスできる自己管理能力をつけるのも人間として大事な成長です。

腰痛のせいにして、自分の限界をつくってはいけないのです。
年齢を重ねてもそれを言い訳にしていてはダメ。
歳のせいにしていてはカラダがかわいそうです。
怠けた筋肉に、柔軟性を取り戻したみずみずしい筋肉を覚えさせる!!
そう。腰痛は決してあきらめてはいけないのです!!
lumbago
(※ あかり整体院では鍼灸治療は行なっておりません)

このコラムをこの最後まで読んでいただいてありがとうございます。
ここまで読んでくだされば、腰痛についての理解が深まったことと思います。